補助金のFAQ(Q&A)
補助金と助成金の違い
補助金と助成金の違いがもっとも多い質問です。補助金とは事業計画に基づいて取り組む事業に対して公的機関が補助を出すものです。一方、助成金は条件が合致していれば、必ずもらえる(助成される)資金となります。助成金は社会保険労務士が独占して扱える業務であり、労務関係の助成であるのが特徴です。
補助金は、事業拡大や販路拡大に対して補助をすることにより、将来的に納税を見込めるために国が中小企業に対して先行投資をしている。と考えられます。
共通しているのは、補助金も助成金も返還する必要のないお金である。という点です。融資とは異なり返済は不要である。
補助金は事業計画書で採択
補助金の採択基準は、事業計画書の出来栄えによって採択か不採択が判断される。当然、応募の条件をクリアしている必要はあるが、条件をクリアしているから必ずもらえる資金ではない。そして、事業計画に基づいた事業の実施により結果の報告(実績報告)が義務づけられている。その実績報告を提出してはじめて補助金が支給される。という手順になる。
必ず、事業計画に基づいた、計画(事業計画書作成)、採択(交付決定)、事業(行動)、報告(実績報告)、支給(交付)がワンセットとなります。