補助金申請の流れ
補助金は様々な種類がありますが、整骨院の先生がホームページ制作に使える制度としては、IT導入補助金と小規模事業者持続化補助金の二つがメインです。弊社ではどちらの補助金も対応可能です。ここでは補助金申請の流れを解説いたします。
@GビズIDを取得する
補助金申請や行政サービスにアクセスするためのIDです。デジタル庁が推進する事業者のアカウントサービス。様々な情報ソースへの接続できるようになるため、取得しておくと便利です。
必要作業
・GビズID登録
必要書類
・GビズID申請書(書類郵送)
・印鑑証明書
郵送して一週間ほどでGビズIDが発行されます。その後、Jプライムという行政サービスにログインが出来るようになる。
?事業計画書の作成
補助金は基本的に「企業が成長し将来、納税してくれる可能性が高い事業を支援する」ことが目的で行われます。そのため、既存事業の延長上というよりは水平展開した類似事業について積極的に採択されます。
整骨院の事業でいえば、単純に「医療機器の買い替えがしたい」では補助金は採択されません。現在の整骨院事業から派生する追加の顧客が見込めるような類似事業の事業計画を作成し、収益性が見込めるようなものに対して補助金の交付決定が行われます。
事業計画書の作成は、ご自身でも出来ますが、行政書士などの専門家にお任せするのが良いです。データ上、個人で作成した事業計画書が採択される可能性はかなり低いのが現状です。
したがって、事業計画書は専門家である士業の方に依頼するのが賢明です。
補助金の公募要項にも「専門家にアドバイスをもらうのは構わない」と記載されており、助言を求めたり依頼することを認識しております。
但し、士業の方に事業計画書の作成を依頼した費用は補助金の算定に入らないため注意が必要です。
通りやすいかもしれない!? 事業計画とは
たとえば、整骨院では外傷の施術をしているが、追加で機能訓練が行えるEMS機器を導入する。となれば、追加収益が見込めると判断されやすく採択の確率がupします。
更に採択率が高くなる可能性として考えられるのは、既存の整骨院事業がコロナなどの理由により集客がしづらい場合です。このような状況で、コロナ対策を打ち出して安心・安全のサービスを提供するならば、元々、繁盛していた事業の姿に戻りやすい。更には安心・安全の付加価値により、収益が見込まれると判断される事に繋がります。そのため、採択率が上がる結果につながります。